
野鳥観察日記

【ケリ】子育て6日目 -2018-
2018年04月28日
【ケリ】
引っ越して、しばらくしてから、突然はじまったケリの観察(子育て)日記です。
今まで自宅近くでケリが子育てをしているのを見かけたことがなかったので、親ケリに威嚇されるのも、子ケリがいるのに気付くのもお初でしたので、とても新鮮で興奮しました。
他の方の野鳥写真ではよく見かけるものの、
動くヒナのあまりのかわいさに、また観察地が近所ということもあり、親戚のように見守ることにしました。
発見してから6日後のことですので、「子育て6日目」という記録とします。
▲警戒して、ヒナを呼び寄せるケリ
▲親ケリのところへ急ぐヒナ(2羽)
▲用水路上の細い柵の上を一生懸命渡ります
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≪ケリ≫とは、どんな鳥?
チドリ目 チドリ科 タゲリ属
全長約34cm。雌雄同色。くちばしは短く、黄色で先端が黒い。足は長くて黄色。目は赤橙色で黄色のアイリングがある。また、嘴の付け根には黄色い肉垂がある。雌雄同色。 翼の小翼羽付近には爪があり、爪の大きさや色から雌雄の見当をつけることができる。成鳥の夏羽は頭部から胸上部が灰青色で、体上面は灰褐色で、体下面は白い。胸上部と体下面の境目には黒い胸帯がある。翼は先の方が黒く、基半部は白色と灰褐色で、飛ぶときこれらのコントラストが目立つ。尾は白色で黒い帯が入る。冬羽は頭部からの灰青色がやや褐色を帯びている。雛は淡褐色の綿羽に覆われている。若鳥は頭部からの胸部にかけて灰色でやや褐色を帯びる。胸帯は薄い。また目は褐色で、アイリング・肉垂とも小さく目立たない。
水田、畑、河原、干潟、草原などに生息する。
食性は主に動物食で、昆虫類、ミミズ、カエルなどを捕食する。稀に穀類も食べる。
繁殖期は3~7月。抱卵は3月初旬から中旬に始まり、抱卵・ヒナ養育それぞれ約1ヶ月ほどかかる。クラッチサイズは4卵で、時には3卵、稀に1卵-5卵が確認される。巣は水田内や畦などの地面に藁を敷き作る。よって農作業による影響が著しく大きい。繁殖期中は時にテリトリーを変えるなどして最大3回営巣を試みる。非常に警戒心が強く、テリトリーにトビやカラス、人間などの外敵が近付くと、鳴きながら激しく威嚇し、追い払う。その為、夜でも鳴き声が聞こえてくる場合がある。
非繁殖期には小群で行動する。
甲高い声で鳴き、「キリッ、キリッ」、「ケリッ」、「ケケッ」というふうに聞こえる。この鳴き声からケリという名がついたといわれる。
ウィキペディア(Wikipedia)より引用