2021年 ペン画作品です。
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久々にF10号サイズに挑戦した作品です。
世界中に感染が拡大し、
日本でも外出自粛で人々の生活が一変した時期
(2021年7月頃)に描きました。
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この作品を楽しんで頂くため、
以下の解説が不要な方は、スルーしてください
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この作品は、
2020〜2021年をテーマにしたものです。
スマホの四角い窓からの情報ばかりに触れて、
"本当のこと"や"素直な気持ち"は
正しく伝わらなくて、掴み所がなくて、
モヤモヤしていたように思います。
鳥に見えるものは、実は「戦闘機」
世界のどこかでは
いつも攻めぎあいが起こっています。
遠くから見ればただのマスクメロンですが、
よく見ると宇宙戦争のシーンです。
わたしは戦争の経験がありません。
書籍や祖父母からの話でしか知りません。
実体験のない"怖いもの"です。
だから、
こんなメルヘンチックな戦争シーンになりました。
これが現実。
命を奪う戦争に耐えられる人は、いません。
だから、戦争ははじめてはいけません。
この作品には、もう一枚、関連作品があります。
合わせてご高覧ください。
⇒『11:50の光に触れる』
https://osaka-art-navi.ocnk.net/phone/product/362
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すべての事象は、
一方向だけでわかった気になってはいけない。
別の角度から、違う視点で見ることで
はじめて立体的に理解できる場合がある。
もしくは、それでもまだ、輪郭しか見えてなく、
核心にたどり着くには、年単位かかるかもしれない。
何十年後かに振り返った時、
はじめてこの時代のことを話せるのかもしれない。
つまり、答えがでていないうちは
自分勝手に答えを決めつけることなく、
良い意味で"適当"に模索しながら生きていれば良いと。
大切なので、もう一回言いますが、
『生きてさえいれば、それでよい』
ということです。
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皆さまがこの作品をご高覧くださり、
色々と想像しながら楽しんでくださることを願っています。
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◆作品概要◆
作品の仕様:顔料インクペン、R画用紙
作品サイズ:約530 × 455mm
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