『11:50の光に触れる』もとゆきこ【ペン画】 | 大阪アートナビ



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作品詳細

『11:50の光に触れる』もとゆきこ【ペン画】[MY-176]

販売価格はお問い合わせください。
2021年 ペン画作品です。
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久々にF10号サイズに挑戦した作品です。

世界中に感染が拡大し、
日本でも外出自粛で人々の生活が一変した時期
(2021年7月頃)に描きました。

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この作品を楽しんで頂くため、
以下の解説が不要な方は、スルーしてください
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真っ暗な空間。

窓からでしょうか、四角い光が差しこんでいます。

鳥のような影が飛んできます。
"希望"の鳥ならいいのに。

反射的に手を出して、
その影に触ろうとする猫は、わたしでしょうか。

・積み木「街」
・ボーリング球「コロナウィルス」
・ゴールテープ、紙吹雪「東京オリンパス2020」
・飛び出すカード「花火大会・思い出」
・手紙「会えないあの人」
・香炉「祈り」
・扇子「神楽(伝統行事)」
・パラシュート、荷物「はやぶさ2」
・花、剪定鋏、ミニ花瓶「生まれたら終わりがくる、限りある時間」

※上記は「 」内のものをそれぞれ表現しています。

この作品は、
2020〜2021年をテーマにしたものです。

スマホの四角い窓からの情報ばかりに触れて、
"本当のこと"や"素直な気持ち"は
正しく伝わらなくて、掴み所がなくて、
モヤモヤしていたように思います。

暗闇に強い光で降り注ぐ四角い光は、
「スマートフォン(依存)」でもあります。

そして、鳥に見える影は、本当は…


この作品には、もう一枚、関連作品があります。
合わせてご高覧ください。

⇒『11:50のマスクメロン惑星』
https://osaka-art-navi.ocnk.net/phone/product/363


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これは作者の独り言ですが、
花火の部分は、
柚木祥吉郎さんの油絵『遠くの花火』の
オマージュ(リスペクト)でもあります。
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すべての事象は、
一方向だけでわかった気になってはいけない。
別の角度から、違う視点で見ることで
はじめて立体的に理解できる場合がある。
もしくは、それでもまだ、輪郭しか見えてなく、
核心にたどり着くには、年単位かかるかもしれない。

何十年後かに振り返った時、
はじめてこの時代のことを話せるのかもしれない。

つまり、答えがでていないうちは
自分勝手に答えを決めつけることなく、
良い意味で"適当"に模索しながら生きていれば良いと。

大切なので、もう一回言いますが、
『生きてさえいれば、それでよい』
ということです。

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皆さまがこの作品をご高覧くださり、
色々と想像しながら楽しんでくださることを願っています。


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『第31回 全日本アートサロン絵画大賞展』
●自由表現部門 佳作 受賞

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◆作品概要◆ 

 作品の仕様:顔料インクペン、R画用紙
 作品サイズ:約530 × 455mm
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